【日時】2024年10月12日(土)15:00~17:00
【登壇者】
今田大貴(ロンドン大学)
【場所】オンライン開催(Zoomミーティング)
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間接互恵と集団間協力: 内集団ひいき研究の今とこれから
人は自分と同じ集団に所属する他者に対して,自分と異なる集団に所属する他者よりも協力的にふるまう傾向を持つ.この内集団ひいき現象はこれまで様々な文化圏・集団コンテクストで確認されている.内集団ひいきを説明する有力な理論に「閉ざされた一般互酬仮説(BGR: bounded generalised reciprocity)」がある.BGRによれば人は間接互恵が集団内に閉じているというヒューリスティックを持ち,その結果内集団メンバーからの協力の期待や評判懸念が高まることで内集団メンバーへの協力が高まるとされている.本発表の第一部では,1960-2010年代の研究をレビューし,BGRの成立と心理学理論としてのBGRを概観する.本発表の第二部では,「ダイナミック間接互恵仮説(dynamic indirect reciprocity)」への発展などを中心に,近年盛んに行われているBGRの理論的発展をレビューし,今後のBGR・内集団ひいき研究の展望を行う.
なお,講演後17:00~は質問タイム&懇親会のための時間を設けます。ぜひご歓談ください。
多くの方のご参加をお待ちしております。
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【研究会幹事】
ターン有加里ジェシカ(神戸大学)・鷹阪龍太(筑波大学)・倉矢匠(東洋大学)・
尾崎由佳(東洋大学)
【社会行動研究会HP】
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